沖縄カレンダー2004

日にち(新暦) 旧 暦 行 事 解 説
1月15日 12月24日 お願解き(ウガンブトチ) 今年の火の神の祈願を解く日。
台所の火の神の前を清め、洗米を供えます。
1月18日 --- 「国立劇場おきなわ」開場 国立劇場は、東京・大阪の二大都市以外では、初めて! 日本で6館目の誕生です!
浦添市勢理客(ジッチャク)に建設されました。

23日の公演には、天皇陛下が来沖されます。
1月17日
 〜
2月2日
--- 八重岳花見祭り 日本一早い桜祭り!
桜はソメイヨシノではなく、寒緋桜。 濃いピンクの花がが咲きます。 4000本の桜が楽しめます。
今年は暖冬のため、開花が遅れているようです。

本土で見られるような、桜の木下での宴会風景は全く見られません。
1月22日 1月1日 旧正月 沖縄も最近は新暦のお正月が主流となっていますが、糸満や北部では今も旧暦で新年を祝う人も多く、商店街は閉店するところも多く、ひっそりします。
1月23日

2月3日
1月2日

〜13日
トゥシビー 生年祝い
自分の干支の年をトゥシビーと言い、数えで、13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳、97歳の年にお祝いをします。

トゥシビーは厄年とされ、家、お墓の新築、結婚などはしてはいけないとされています。
1月26日 --- ダイキンオーキッドレディス
アマチュアゴルフ選手権大会
この大会は、3月5日〜7日に開催される女子プロゴルフの開幕戦へのアマチュア出場者を決める選考会です。 
1月30日
〜2月1日
--- 名護桜祭り   
2月1日

〜28日
--- プロ野球キャンプ 阪神タイガース(宜野座村)、ヤクルトスワローズ(浦添市)、横浜ベイスターズ(宜野湾市)、中日ドラゴンズ(北谷町)、広島カープ(沖縄市)、日本ハムファイターズ(名護市)、オリックスブレーブス(宮古島)、以上7球団が沖縄で春季キャンプをします。 
キャンプ廻りも楽しいですよぉ〜!
2月6日 1月16日 十六日祭 ご先祖様のお正月
2月10日 1月20日 二十日正月
(ハチカソーグヮチ)
正月の終わり(正月飾りを取り払う)
那覇の辻町は、ジュリ馬行列で賑わいました。
2月22日 --- おきなわマラソン大会 今年で、12回目。 沖縄県内唯一の日本陸連公認コースを走る市民参加のフルマラソン!
コースは、一部米軍基地内に入っています。
3月4日 --- さんしんの日 各時報に合わせて、「かぎやで風節」を一斉に奏でます。
3月5日〜7日 --- ダイキンオーキッドレディス
トーナメント
女子プロゴルフトーナメントの開幕戦です。
毎年、琉球ゴルフ倶楽部で熱戦が繰り広げられます。
女性、ジュニア、シニアは入場無料ですので、是非、生で女子プロの試合を見てください。
3月20日 --- 海開き 八重山(石垣島)の海開きです!
4月21日 3月3日 浜下り(はまおり) 雛祭りと同様、もともとは女性たちの行事で、春の大潮の日に浜に出て、貝を拾ったり(潮干狩り)して、潮で身を清めたとのこと。
今はご馳走を持って家族で浜に下りて楽しく過ごす日!
<八重干瀬(やびじ)>
宮古島の北に隣接する池間島の北方にある広大な珊瑚礁の浅瀬(東西6.5キロ、南北10キロ)で、旧暦の3月3日の大潮の日にはこの広大な浅瀬が陸地のように海面に現れます。幻の大陸です!
この時期、八重干瀬を見る観光ツアーもあり、人気!
でも、観光人気で大勢の人がこの干潟に降り立つため、自然が破壊されているという問題も‥。
自然は大切に守りましょう!
4月25日 --- 全日本トライアスロン
宮古島大会
第18回大会。
水泳3km、自転車155km、マラソン42.195kmを競う鉄人レース!
4月中 --- 清明祭(しーみー) 祖先供養の祭り。
4月の天気の良い週末に、お墓の前に一族が集まり、持ち寄ったご馳走を広げて楽しく過ごします。
一族が集まれるくらいですから、沖縄のお墓はとっても大きくて立派なんですよ。
大西ティラスゴルフクラブというゴルフ場は、コースの途中に沢山のお墓があるんです。勿論、お墓越えのショットもあり!ここでの清明祭はゴルフボールが飛んでくるので、命がけですよね!
4月下旬 --- 伊江島ゆり祭り 約86000平方mの広大なリリーフィールド公園で行われるゆりのお祭り
公園いっぱいに咲き誇る純白のじゅうたんのようなテッポウユリは圧巻です。
4月下旬 --- 比謝川鯉のぼりフェスタ 嘉手納町を流れる比謝川にたくさんの鯉のぼりが掲げられます
3mの鯉のぼり400匹と、8mの巨大鯉のぼり32匹が元気に泳ぎます。
5月3日〜5日 --- 那覇ハーリー 沖縄に夏を告げるイベント
爬龍船競漕を中心にさまざまな行事が行われます。
この爬龍船競漕は、実際には旧暦5月4日に行われるものなのですが、那覇ハーリーだけはGW中に開催されます。
5月5日 --- 梅雨入り 昨年より10日早く、例年より2日早い梅雨入りでした。
5月8日 --- ゴーヤーの日 ゴロ合わせ
5月15日 --- 沖縄復帰記念日 沖縄が米軍統治から日本本土に復帰したのは、1972年の5月15日でした。
5月中旬 --- 全島闘牛大会 農村の娯楽として行われてきたもので、スペインの闘牛とは違い、牛同士が戦うものです。
島内各地で行われた闘牛の頂上対決となるのが、この全島闘牛大会。かなり盛り上がるようです。
6月21日 5月4日 四日の日(ユッカヌヒ) 舳先に龍頭、船尾に龍尾のある沖縄独特の船・爬龍船による競漕。
航海の安全と豊漁を祈願し、県内各地で行われます。
糸満で行われる「糸満ハーレー」が一番有名!
ハーレーが終わると、そろそろ梅雨明け!と言われています。
6月23日 --- 梅雨明け とうとう、梅雨明けです〜
6月23日 --- 慰霊の日 9万4000人あまりの住民が犠牲になった沖縄戦が終結したとされる日。
沖縄全戦没者追悼式が行なわれます。

この日、沖縄県は公休日となります。
また、「ひめゆりの塔」の入場も無料になります。
8月22日 7月7日 旧七夕 旧盆を迎えるためのお墓掃除の日!
8月28日

〜30日
7月13日

〜15日
7月(盆) ウンケー ‥ ご先祖様をお墓へお迎えに行く日
ウークィ ‥ お墓へ送る日(エイサーで送る)

旧盆の期間中は休むお店が多いので観光客の方は要注意です。
アンガマ 石垣島で、旧盆に家々、辻々を訪れる仮面、仮装した念仏踊りの集団。
おじいさんとおばあさんに扮した2人が、裏声を使って、あの世の様子をユーモラスな問答で、面白おかしく伝えてくれるんです。
このときの三線と歌は、とっても上手だそうですよぉー。 
生で聴きたい!
9月4日・5日 --- 沖縄全島エイサーまつり エイサーは、お盆のときにあの世へと帰るご先祖様を賑やかに送り出す芸能。

全島エイサーまつりは、お盆の後、各地のエイサーの団体が自慢の舞を披露するお祭。
エイサーは地域によって踊り方が違うので、面白いですよぉ〜。
最後は、花火で盛り上がります。
9月21日 8月8日 トーカチ 米寿のお祝い(88歳を祝う)
9月26日 8月13日 トゥバラーマ大会 トゥバラーマは、恋愛や親子の情愛などを即興で歌う八重山を代表する民謡。
野良で働きながら自分の想いを歌にして送ると、かなたから見えない相手が歌を返してくれるというロマンティックな掛け合いの歌だったそうです。
大会は石垣島で行われ、作詞部門と歌唱部門に分かれて、コンテストがあります。
9月28日 8月15日 十五夜 月をまつり、豊年満作を祝う日!
この日に、獅子舞や綱引きを行う土地もある。
糸満大綱引き 豊漁をを祈願する大綱引き!
市内の目抜き通りを仮装行列が練り歩いた後で綱引きが行われる。
南北に分かれた雌雄の大綱の結合で実りを予祝し、勝負の結果で吉凶を占う勇壮なお祭。
10月10日 --- 那覇まつり 1944年10月10日、那覇の街が米軍の空襲で灰になった日。
この日を中心に行われる那覇市民のお祭。(ハッピーマンデー法の適用により、毎年日にちがずれる)
奥武山公園では、コンサートや芸能公演が行われ、国際通りでは民族伝統芸能のパレードが披露されます。
メインイベントは、58号線を閉鎖して行われる那覇大綱挽!(綱引きではなく、綱挽と書きます!)
全長300m以上、直径1.3m、重さ約20tという大綱を何万という人が東西に分かれて引き合います。
この大綱、その一部を切って持ち帰ると縁起が良い!と言われていて、綱引きの後は寄ってたかって、綱を切り持ち帰る姿が見られます。
10月20日 9月7日 カジマヤー 97歳の長寿のお祝いです。
この年まで元気でいると童心に帰る!といわれ、カジマヤー(風車)を飾ってお祝いをします。 メデタイ! メデタイ!
派手に飾った軽トラックの荷台に乗ったおばぁが親戚縁者とパレードをする風景、どこかで見られるかも‥。
10月下旬 --- 産業まつり 県産品の展示即売会や、伝統芸能が披露されます。
11月3日 --- 首里城祭 琉球王朝の居城として栄えた首里城を舞台に行われるお祭。
当時の行列を再現した琉球王朝絵巻を初め、様々な芸能が披露され、華やかな王朝文化が蘇ってきます。
12月5日 --- NAHAマラソン 市民参加のフルマラソン。 6時間の制限時間が設けられています。
12月21日 --- 冬至(トゥンジー) 雑炊(トゥンジージューシー)を仏壇に供え、ご先祖に冬を告げます。
 2005年    
   1月17日
12月8日 鬼餅(ムーチー)
2003年にはムーチが2回あったため、2004年には1度もなし!

月桃の葉で包んで蒸した餅を神棚や仏壇などに供え、子供の健康と成長を祈ります。
もともとは邪気を払うお祭だったそうです。

この頃が、沖縄は最も寒い時期で、月桃の葉を洗う水の冷たさから、ムーチービーサ(鬼餅寒さ)と呼びます。

鬼ムーチー発祥の地・大里村では、この日
ムーチー祭りの催しがあります。


BACK